みずほ銀行では、JCBの国際ブランドが付帯されたデビットカードのサービスが展開されています。
デビットカードがあればコンビニやスーパーなどで支払いをスムーズに行うことが可能です。
ここでは、みずほ銀行のデビットカードの主な特徴からメリットとデメリットまでを解説していきます。
みずほ銀行のデビットカード「みずほJCBデビット」の特徴
JCBの国際ブランド付帯
みずほ銀行のデビットカードにはJCBの国際ブランドが付帯されています。
コンビニやスーパーなどのJCB加盟店で、みずほ銀行のデビットカード「みずほJCBデビット」が利用可能。
利用すると、即座に請求額が引き落とされます。
年会費は年1回の利用で無料に
みずほJCBデビットの年会費は1,000円(税抜)であり、初年度は無料。
本来なら年会費の請求が行われる2年目以降も、年1回(※)以上デビットカードを使用すれば無料になるのが特徴です。
さらに、23歳以下なら例外として年1回以上デビットカードを利用していなかったとしても年会費が無料になります。
※年1回とは「有効期限月の前月16日〜翌年有効期限月前月15日」のこと
中学生を除く15歳以上が申し込める
みずほJCBデビットは、15歳以上の方が申し込めます(中学生を除く)。
クレジットカードではないため、難しい入会審査なども設定されていません。
例えば高校生の場合、クレジットカードを申し込むことはできない(クレジットカードは18歳以上が申し込めるため)ですが、みずほJCBデビットなら利用可能。
まだクレジットカードを持てない年齢でネットショッピングなどでクレジットカード決済をしたい場合は、みずほJCBデビットを発行していれば対処できるのです。
キャッシュカードもJ-debit加盟店でデビットカードとして使用可能
みずほJCBデビットはみずほ銀行のキャッシュカードと別に発行されますが、みずほ銀行のキャッシュカードもデビットカードとして使用可能です。
みずほ銀行のキャッシュカードはJ-debitに加盟しているコンビニなどで支払いに使うと、みずほJCBデビットと同様に利用金額が即時引き落とされます。
ただし、みずほJCBデビットでなくJ-debitのデビットカード機能を使って支払いをする場合は、みずほJCBデビットのキャッシュバックなどの特典は受けられないので要注意です。
みずほ銀行のデビットカードを申し込むメリット
みずほJCBデビットには、3つのメリットがあります。
- 0.2%のキャッシュバック還元がある
- 即時引き落としなので、クレジットカードのような使い過ぎは起こらない
- ATM手数料や振込手数料の優遇を受けられる
0.2%のキャッシュバック還元がある
みずほJCBデビットで支払いをすると「0.2%のキャッシュバック特典」を受けることが可能。
キャッシュバックはみずほ銀行の口座に振り込まれ、前々月16日〜前月15日の利用金額が毎月中旬ごろに入金されます。
ただし計算されるタイミングで届いていない売上データは翌月以降に反映されるので、必ずしも前々月〜前月の利用額すべてが即キャッシュバックされるとは限らないので注意が必要です。
また、みずほJCBデビットの年会費といった一部費用はキャッシュバック対象ではありません。
使えば即時引き落としされるので使い過ぎを防げる
みずほJCBデビットはデビットカードなので、発生した利用金額がその場で引き落とされます。
クレジットカードだと翌月〜翌々月頃に利用金額が引き落とされるので、利用限度額の範囲内なら自由に支払うことが可能。
結果として@利用限度額>手持ちの金額」となっていれば支払い能力以上に支払いができてしまうので、「請求のタイミングで支払えない…」というトラブルが発生する可能性もあるのです。
みずほJCBデビットなら口座に預金されている金額以上を支払おうとするとエラーになるので、支払い能力以上の支払いができない仕組みになっています。
つい買い物しすぎてしまう方などは、クレジットカードよりもデビットカードの方が安心して使えるでしょう。
ATM手数料や振込手数料を優遇してくれる「嬉しい特典」
みずほJCBデビットとみずほマイレージクラブの会員は、みずほJCBデビットを月1回以上利用すれば以下の「嬉しい特典」を利用できます。
- みずほ銀行ATMとイオン銀行ATMの時間外手数料が0円に
- コンビニATMの利用手数料と時間外手数料が月4回まで0円に
- みずほ銀行本支店宛の振込手数料が0円に
みずほ銀行がより便利に使えるようになるのも、みずほJCBデビットを活用する上で見逃せないメリットといえます。
みずほ銀行のデビットカードで注意したいデメリット
みずほ銀行のデビットカードを利用する際に注意しておきたいデメリットは、以下の3つです。
- クレジットカードやデビットカードに比べて、還元率は低い
- デビットカードでは支払いができない場所・サービスもある
- みずほJCBデビットには、電子マネーが付帯されていない
クレジットカードや他社デビットカードより還元率が低い
みずほJCBデビットの還元率は0.2%。
同じみずほ銀行でも「みずほマイレージクラブカードセゾン」なら0.5%のポイント還元を受けられるので、低めの設定といえます。
楽天銀行のデビットカードなら1%還元といった高還元のものもあるので、みずほJCBデビットの還元率は他と比べると低い方といえるでしょう。
▽みずほマイレージクラブカードセゾンの詳細はコチラ▽
利用不可の場所がある
みずほJCBデビットは利用できない場所もあります。
公式に利用できないと説明されている主なJCB加盟店は以下の通り。
- Edyへのチャージ
- JR西日本ICOCA
- ツタヤ・ディスカス
- SBI損害保険
- JRA
- 高速道路
- ガソリンスタンド
- 公共料金や携帯電話などの継続的な支払いをする加盟店
特に注意したいのが、「月会費や年会費が発生するタイプの支払いには使えない」ということ。
クレジットカード払い専用の携帯電話回線を利用する場合などは、みずほJCBデビットでは対応できないので別途クレジットカードを申し込む必要があります。
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電子マネーは非搭載
みずほJCBデビットは電子マネー非搭載です。
三井住友銀行のデビットカードにはiDが付帯されているなど、同じデビットカードでも電子マネー決済ができるものもあります。
みずほJCBデビットは単体だとJCB加盟店でのクレジット決済しかできませんが、みずほ銀行ではiPhone・Apple Watchの電子マネー決済サービス「Apple Pay」向けのSuicaを発行できるサービスが展開されています。
みずほ銀行の口座を持っていれば別途Suicaの発行・利用が可能です。
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