年会費無料クレジットカードのデメリットは、条件の厳しさやサービス充実度の低さ

クレカの比較

クレジットカードには、年会費無料のものもあります。しかし、選ぶときに注意が必要なデメリットが存在するケースもあります。

年会費無料のクレジットカードを選ぶときに確認しておきたい、デメリットや注意点について解説します。

クレジットカードには、年会費が無料の選択肢もある

クレジットカードには、さまざまな種類があります。なかには年会費無料のカードもあります。年会費が無料のカードには、以下の3つのバリエーションがあります。

  • 永年無料
  • 初年度無料
  • 条件つきで、翌年の年会費無料

初年度年会費無料と永年無料のバリエーションがある

年会費が永年無料になるクレジットカードは、サービス規約の改定などがない限り、いっさい年会費はかかりませんたとえ年に1度しか使わなくても、年会費の支払いは不要です。

初年度に年会費無料のクレジットカードは、入会した年こそ年会費が無料ですが、2年目からは年会費が発生します。「初年度無料」のカードを検討中なら、必ず2年目以降の年会費がどうなっているか確認が必要です。

たとえば、

JCBが発行する「JCB一般カード」は、初年度こそ年会費無料ですが、2年目からは1,250円(税抜)かかります。

JCB一般カード

条件付きで、年会費を無料にするカードもある

初年度や、2年目以降の年会費を無料にするには、カード会社によってさまざまな条件があります。条件を満たせば、年会費が無料になるクレジットカードもあります。

ドコモが展開する「dカード」は、初年度は年会費無料です。2年目以降も、前年度に1度以上カードを利用していれば、年会費は発生しません

dカード

年会費無料なら、用途が限られるカードなども気軽に所有できる

年会費が無料のクレジットカードは、気軽にカードを作れます。そのため、特定の場所だけで高還元な割引・特典があるなど、用途が限られるカードでも持ちやすいです。

イオンカード(WAON一体型)は、年会費が永年無料です。

イオングループの対象になる店舗での買い物時に、いつでもポイントが2倍付与になったり、20日・30日には5%オフで買い物できたりというメリットがあります。

イオンカード(WAON一体型)は、年会費が永年無料なので「たまにイオンで買い物をするときにだけ使う」というケースでも問題ありません。

イオンカード

年会費無料のクレジットカードを使うデメリット・注意点

年会費が無料のクレジットカードには、気をつけたいデメリットや、注意点もあります。特に以下の3点は、しっかりと確認が必要です。

  • 年会費を無料にする条件が厳しい
  • 保険などの特典が、年会費ありのカードに比べて充実していない
  • 誰でも気軽に発行できるため、ステータスは低め

年会費を無料にする条件が厳しいこともある

年会費が永年無料ではなく、無料にするには条件がつくカードは、その条件が厳しいケースもあります。JCB一般カードは、以下の2つの条件を満たさないと、翌年の年会費が無料になりません

  • MuJチェック(WEB明細サービス)への登録
  • 年間50万円以上のショッピング利用

WEB明細の登録は、とても簡単な条件です。

一方で、年間50万円以上の買い物・支払いは、決して手軽ではありません少なくとも、毎月4万円を少し超えるくらいの支払いが必要です。公共料金や携帯電話代、食費などの支払いをカードにするなど、対策しなければなりません。

条件つきの年会費無料カードを発行するときは、条件が自分にとって厳しくないかどうかを確認するのが重要です。もしも条件を満たすのが難しいなら、年会費を支払うか、楽天カードなど年会費が永年無料カードを選ぶことになります。

楽天カード

保険などの特典が充実していないこともある

年会費無料のクレジットカードには、以下の3つのような特典が、充実していないケースがあります。

  • 国内・海外旅行傷害保険
  • ショッピング保険
  • 空港ラウンジや手荷物宅配などの旅行系サービス

JCBのクレジットカード3種類を例に、保険サービスの違いを表にまとめました。

保険
JCB CARD W
(39歳以下で申し込むと年会費永年無料)
  • 海外旅行傷害保険:最大2,000万円
  • ショッピングガード保険:海外のみ最大100万円
JCB一般カード
(通常年会費1,250円、初年度無料+2年目以降条件つき無料)
  • 海外旅行傷害保険:最大3,000万円
  • 国内旅行傷害保険:最大3,000万円
  • ショッピングガード保険:海外のみ最大100万円
JCBゴールド
(年会費10,000円、初年度無料)
  • 海外旅行傷害保険:最大1億円
  • 国内・海外航空機遅延保険:最大2万円
    (寄託手荷物紛失費用保険金のみ4万円)
  • 国内旅行傷害保険:最大5,000万円
  • ショッピングガード保険:国内・海外最大500万円

年会費永年無料のJCB CARD Wは、保険サービスの対象範囲が狭く金額も少ないです。また、申込み対象年齢も18歳以上、39歳以下に限られています。

保険サービスなどの特典の充実を求めるなら、必ずカードの基本情報を確認し、他のカードとも比較して、納得のうえで申し込みましょう。

JCB CARD W

JCB一般カード

JCBゴールド

ステータスが低く、高級レストラン等では出しづらいことも

年会費無料のクレジットカードは、誰でも持ちやすく、結果的にステータス(カードが持つ社会的な地位)は低めです。

高級レストランやホテルなどで出したら、加盟店なら利用を断られませんが、状況によってはちょっと恥ずかしい思いをする可能性もあります。

クレジットカードの所有でステータスを感じたいなら、年会費がかかってもゴールドカードやプラチナカードなどを選んだほうが、結果的に満足できます。

年会費無料のクレジットカードは、おすすめの人用途が限られる

年会費無料クレジットカードには、デメリットもあります。しかし以下2つにあてはまる方は、年会費無料のカードがおすすめです。

  • クレジットカードを、年会費などの負担なしで持ちたい
  • 特典が充実したカードが別にあるので、多くを求めない

クレジットカードを負担なく持ちたい人に最適

年会費無料、とくに永年無料なら、カードをほとんど使わなくても年会費の負担はありません。なんの負担もなく、自由にカードを使いたい人に最適です。

ただし1年に1度も使わないと、カードの更新を断られる可能性もあるので、念のため気をつける必要があります。

他にもカードを持っているなどの理由から、豪華特典を求めない人におすすめ

年会費無料のクレジットカードは、豪華な特典をあまり求めない人におすすめです。他にメインのクレジットカードがあるなら、保険などの特典が充実していなくても、それほど問題はありません。

  • スーパーなどの特定店舗で割引があればOK
  • ポイントがたくさん貯まればOK

以上のような方には、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。

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